Sunday, September 22, 2024

碧空3318 nautilus1661(贅肉となって彷徨うように拡張する種の輪郭)

3318 nautilus1661(贅肉となって彷徨うように拡張する種の輪郭)  推理は、言語のun-dead 状態の解離しない神託が解離した変態に過ぎない。それが本当らしく発光するとすれば、隠れていたものが顕れる効果や、段階を踏むレトリックのもっともらしさに包まれたのである。神託の急襲は、思いがけなく暗闇から出て来て何モカモ知ッテイルンダゾ!と耳打ちするようなまるで恐喝じみているが、推理の説得術とはシャムの双子である。  誰でもないまでに誰もいない危機には、un-dead 状態が解離しない神託に訴える。種の良心に矛盾するアイデアは疚しくもなるし、エラーのようで後ろめたくもなるのであるが、しかし実は違反していないからこそ上がって来るアイデアなのである。乗っ取られた(本当の「私」が他の誰かであるような)「私」の危機がすぐそこにあるように、種の危機はすぐそこにあって、そもそも種は予定調和的で、種の良心に反するような命令も取り込んで種の輪郭は、まるで贅肉となって彷徨うように拡張するのである。  この拡張は、もっと他の誰かのことが「私」のことになる神託である。長靴を穿いた猫が魔法使いを呑み込んだ瞬間の隙を突いて魔法使いに長靴を穿いた猫が乗っ取られるように、SphinxをOedipus が斃した瞬間にSphinxはOedipus を乗っ取って荒野となって潜伏する、というようなun-dead 状態の魅惑である。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home