碧空3325 nautilus1668(運命の呵責、無意識の呵責)
3325 nautilus1668(運命の呵責、無意識の呵責)
Oedipus も精神分析者も、追跡すると同時に遁走する。
運命の弟子であるOedipus は分業のオートマチズムの頂点で、無意識の弟子である精神分析者は言語のオートマチズムの頂点で、熱平衡に曝される。弟子は、運命や無意識の追跡を躱したはずの遁走や放浪の特異点(今すぐそこ)で追いつかれる。追跡と遁走の区別がおかされるのである。
Oedipus の、恐喝じみた神託も、精神分析の、不随意に白状し出す腹話術じみた人面瘡も、オートマチズムの頂点である、その告白の様式は、悪い戦争を前触れるように津々浦々に疫病の如く蔓延した「東京音頭」や、幕末の「ええじゃないか」のように、まるで狐狸に化かされている!というような流行であるが、何か危機がすぐそばにあって、輪郭が贅肉となってうわさの如く彷徨う肥満体なのである。
それは、危機がすぐそばにあるのを察知して告げ知らせる隠語の系統発生的な流行であり、他の誰かのことが「私」のことになる運命の呵責と、他の誰かの白状となって「私」に届く無意識の呵責である。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home