碧空3327 nautilus1670(0.9・・・の行方を尋ねる魔術的推理)
3327 nautilus1670(0.9・・・の行方を尋ねる魔術的推理)
危機がすぐそばにあるのを察知して告げ知らせる隠語が系統発生的に見えるのは、諸呵責に対応する物語の流行の順序に並行しているからである。すなわち、神話(運命譚)、魔法譚、ゴシック(幽霊譚)、ミステリ、精神分析である。むろん、流行が過ぎればすっかり廃れるというのではなく、あるいは先取りして交差し、混じり合っている。
ところで、この、今すぐそこにある危機とは何なのか。
一つになるために半分になるEROSである。
どの隠語も、この、アメーバの分裂の如く全体が部分の振りをする自食の危機をなぞるような魔術的転移であるし、どの対応する隠喩も呵責から自由にならない魔術的跳躍であるが、しかし推理は、一つになるために半分になる、その、種と個の解離しない中間が、種と個の解離した中間すなわち1=0.9 ・・・に変形するのである。科学の呵責は、0.9・・・の行方を尋ねて、いつまでも1にならないことが1であるような魔術的推理を以て跳躍する。


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