碧空3382 nautilus1725(mythicなエコー)
3382 nautilus1725(mythicなエコー)
偶然のOedipus を呼び出した無意識を尋ね、その、まるで実在!を追跡しても、その追跡がどんなに緻密で執拗で、あるいは憧憬に満ちあふれていても、偶然のOedipus に出てしまって驚くのである。それは、足跡をそれ自体が後れて辿る、というようである。
偶然のMcCaslinを呼び出したOLD BEN を尋ね、その、まるで実在!を追跡しても、その追跡がどんなに緻密で執拗で、あるいは憧憬に満ちあふれていても、森を彷徨って不意の日溜まりがある間隙地に出たように、偶然のMcCaslinに出てしまって驚くのである。それは、足跡をそれ自体が後れて辿る、というようである。(「The Bear」W.Faulkner)
このmythicな状況は、偶然のOedipus や弟子Issac McCaslinが、無意識やOLD BEN の、その、まるで実在!に迫ると、誰もいないまでに誰でもなくなるエコーである。
このmythicなエコーが、凡そミステリの出自であるし、本当の解決にはならない解決の頓挫にめげぬ、その、飽きもせぬ反復と異本の累積は、自乗すると-1であるような水で穴の開いた甕を満たそうとする地獄のElpis である。


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