碧空3392 nautilus1735(tattooあるいは緋文字、そしてepiphany)
3392 nautilus1735(tattooあるいは緋文字、そしてepiphany)
「アンダルシアの織物」という唄は、店先で売りに出していた上等の織物にしみがついたので、今は安値で売っている、と奏でる。突然上等の織物に顕現したしみは、タトゥーが浮かび上がったように拭えない。
この、原罪の悪い隠喩を詠謡する目眩は、アンダルシアの片隅で「私」のことが他の誰かのことになる落下でもあるし、他の誰かのことが「私」のことになる狙撃でもある。そこには、序数が失効した既視感がしかも熱平衡や輪郭喪失のメランコリーに抗して潜んでいて、それは、何か取り消せないものが緋文字となって姿を現わす告白なのである。
この告白は、epiphanyに迫る。


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