碧空3409 nautilus1752(いきなり二回目の景色)
3409 nautilus1752(いきなり二回目の景色)
幽霊を発見したのは「私」なのに、幽霊は「私」を探しているようではない、といった不思議な喪失感は、大気が青い淵の如き別の媒質になるだけでなく、何も起こっていない景色に世界がタイム・スリップして、他の誰かのことが「私」のことになるのである。
すなわち、いきなり二回目の景色になって、別の媒質に包まれるのである。その、不思議な喪失感は、同時に異なる場所を占めるエネルギー状態を模写発作的に翻訳していて、不条理を世界は微調整する、と一つに於いて、不条理の起原が分からなくなってしまう。


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