Thursday, March 06, 2025

碧空3483 nautilus1826(常に低きに向かう現在、立ち往生する現在)

3483 nautilus1826(常に低きに向かう現在、立ち往生する現在)  他の誰かの器官の延長になって、他の誰かになるまで器官を延長する分業がPANIC にならないで流通する現在は、言語と貨幣の、その、媒体であることが孕む矛盾、葛藤をそれと知らず耐え、それと知らず使いこなして失語状態にも恐慌にもならないのである。  噛み合う歯車の頂点の横暴は分を忘れてしまう「私」の肥大で、流通を少なからず澱ませるにしても分業に全面依存した、甘えのようなものである。起原を尋ねない暗黙の隠蔽と引き換えに、その甘えは組み込まれていて、水の如く流れる現在を塞き止めはしない。  現在が水の如く流れるのは、分業のオートマチズムの、常に低きに向かうエネルギー状態である。それは、まるで騙し絵のようだ。失語状態やPANIC は、縁生的に展開するオートマチズムの無意識を伝って元に戻るかのようで戻れない、常に低きに向かう騙し絵に面食らっているのである。この、打ち消したはずなのに乗っ取られていて、のぞき込んだ鏡に他の誰かが映っているような、立ち往生する現在は、異常というよりは何か発見であるし、発見というよりは覚醒である。  Oedipus の、そのPANIC は、のぞき込んだ神託に映る他の誰かが「私」に瓜二つなのである。

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