碧空3529 nautilus1872(次第に透明になって認識されなくなる途中)
3529 nautilus1872(次第に透明になって認識されなくなる途中)
駐めておいた自転車に乗って帰って「私」はここにいるのに、その自転車を置き忘れて来てしまったと気づいて俄然胸騒ぎがする「私」の夢を見る。
長い間仕事に行っていないことを突然思い出して仕事場に向かうのだが、空白を埋めるにはもう浦島だろうか!というような焦燥の夢である。
本当にそんなドジを踏んだのか疑わしく、悔いるというのではなく、なおも恐れている、この胸騒ぎは、一体何の隠喩だろうか。
何か取り返しのつかない、もう間に合わない何か、というより、本当にそれは取り返しのつかない、もう間に合わない何かなのだろうかと、ただもう変に懐かしいのだが、次第に透明になって認識されなくなる途中なのである。
それは、道やバスの系統や電車の乗り換えが異常な接続をして、何としても辿り着かないで彷徨いまくる「私」の隠喩なのだろうか。というのも、「私」の接続の平均値は落下だからである。とすれば、Jesus Christは、次第に透明になって認識されなくなる途中なのである。


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