Thursday, July 10, 2025

碧空3609 nautilus1952(「私は嘘つきである」と同じくらい「私は呼び声である」)

3609 nautilus1952(「私は嘘つきである」と同じくらい「私は呼び声である」)  媒体の気配を消した「私」(媒体)は、人工の極致である。しかし、「私」(媒体)の、その、種と個の中間が姿を現わすためにケンタウロスとなって姿を消した、その、異類の混合種の方が人工的に見えてしまう。「私」が媒体であることを打ち消すまでにコピーするmetamorphosis よりmetaphorの方が人工的に見え、「私」の方が自然に見えるのである。  それは、「私」も自然も媒体の気配を消して具体の振りをする半具体であるからだろうか。しかし、ケンタウロスも具体の振りをする半具体ではないのか。というより、具体の振りをする半具体でないものが一体あるものだろうか。  ひたすらに、そう思える。従って、それはひたすらな要請に過ぎないのであるが、その呼び声は何処から来るのか。少なくとも、「私は嘘つきである」と同じくらい「私は呼び声である」。

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