碧空3739 nautilus2082(反直観的な追憶)
3739 nautilus2082(反直観的な追憶)
as idle as a painted ship upon a painted ocean of storms
街角を曲がり折れれば、うららかに落下する。しかし、この寂漠は、何も起こったことにならない。描かれた人々が行き交う街並の中にいたのに脱落するのであるが、それは出来事ではなく、場所を占めるのではなく、場所がかかるのである。
それは、ゴーストがかかるのである。「私」のことが他の誰かのことになる、この寂漠は、他の誰かのことが「私」のことになるタイム・スリップに反転する。タイム・スリップする特異点が、街角や橋梁や山陵や五重塔、長い階段や巨大ハリケーンの目のように境目、断崖であることの要請は、地図には示されない世界の終わりの反直観的な追憶、十全ではないがまるで的外れというのでもない嗅覚である。


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