碧空3765 nautilus2108(街角を曲がり折れる程の衝撃、そこはかとない衝撃)
3765 nautilus2108(街角を曲がり折れる程の衝撃、そこはかとない衝撃)
世界はとっくに終わっているのに今を主張する日常は、とっくに零度を下回っているのに凍らない水面に枯葉一枚が落ちる程の衝撃で一気に池が凍結し渡るように、しかし、街角を曲がり折れる程の何かほんの少しの衝撃からというより、何も変わっていないのに取り替えられてしまっているといったそこはかとない衝撃そのものが、突如今を主張する幽霊船となって暴露する、そうした過冷却状態なのである。
この、反直観的な衝撃は、寂漠や既視感やタイム・スリップといった、その、何でもなさの衝撃である。
1=0.999 ・・・は、その究極の隠喩である。何も変わっていないのに取り替えられてしまっている!世界はとっくに終わっているのに、あるいは、世界はまだ始まらないのに昔からあるかのような今を主張する日常の解脱である。


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