碧空3907 nautilus2250(種と個が解離した時間に言葉の如く漂う)
3907 nautilus2250(種と個が解離した時間に言葉の如く漂う)
一体の種の如き沈黙に、時間は流れない。種と個が解離する時間に言葉は漂うのである。
大地震に置き去りにされたような一歩も動けない沈黙は、時間の解脱である。孤島に置き去りにされた早過ぎる大団円から復讐の炎を燃やして脱出するのは、その言語を話す最後の一人である沈黙からの脱出である。
モーゼの出埃及は、ペチャクチャ話す奴隷状態(分業)から大地震に置き去りにされるような一体の種の如き沈黙の、その奴隷状態(試煉)に海が割れるように移るのである。約束の地は大団円であるからモーゼは初めからいなかったかのように姿を晦まして、何事もなかったかのように時間が流れ出してまた一日が始まる。
種と個が解離した時間に言葉の如く漂うのである。


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