碧空3910 nautilus2253(眠らないモーゼ、漂うモーゼ)
3910 nautilus2253(眠らないモーゼ、漂うモーゼ)
浪費されないモーゼは、「見たことも聞いたこともないのにああこれだと分かる」ように眠らない中間に呼びかけられるのである。その受身は、可能、自発、尊敬と区別がつかない。「私」の話すモーゼと他の誰かの話すモーゼが、同時に同じ場所を占めて呼びかけられるのである。
乾燥の危機に四方から集結してのたうって移動するアメーバのように一体の種の如くのたうつ出埃及をモーゼは代表する。このモーゼは、眠らない。しかし、何事もなかったかのようにまた一日が始まっている約束の地に漂うモーゼは、もう誰なのか分からない。まるで誰もがモーゼであるのは、モーゼの失踪である。


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