Friday, May 08, 2026

碧空3911 nautilus2254(Spiritの気配)

3911 nautilus2254(Spiritの気配)  まるで誰もがリンダであるのはリンダの失踪であるが、この、「私」の話すリンダと他の誰かの話すリンダが同時に同じ場所を占めてはならない時間に漂うリンダはいつの間にか誰なのか分からなくなる。誰もリンダになれないPANIC 、「私はアナ!です」と呼びかけて小さなアナが水鏡をのぞき込むとフランケンシュタインが映っているような(「The Spirit of The Beehive」V.Erice)「私」と他の誰かが同時に同じ場所を占める(魂を抜き取られるような)失語症である。  リンダの失踪は、他の誰かになるまで器官を延長して他の誰かの器官の延長になる時間に漂うのであるが、この、一体の種の如き分業を浸す時間をのぞき込むのは、アナが水鏡をのぞき込むようで、Spiritの気配がかかる。

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