碧空2099 nautilus650(鏡の廃墟で、輪郭の行方知れない鏡像がのたうつ)
2099 nautilus650(鏡の廃墟で、輪郭の行方知れない鏡像がのたうつ)
種の夢を崇高なまでに曇りないものにする満天の星屑のように、破滅させるまでに降る如く吸い込まれる如く、鬱屈するまでに躁ぐ。
vertigo of pure chance、曇りないまでに躁ぐ偶然が、呪術と比喩と目的の間に、鬱屈するまでの運命と収斂するように分岐する、その半陰影に面して模写発作的に起こる目眩は、一体誰を襲うのだろうか。
この模写発作は、誰かが裂目を模写するというより、裂目が誰かを襲って誰かになる!というようであるが、破滅するまでに裂目に吸い込まれるというより、鏡の前に出ると誰もいない部屋が鬱然と映っているというようで、場所になって誰もいないまでに曇りなく躁ぐ。あるいは、誰でもないまでに透明になって躁ぐのだろうか。
鏡の破裂は、こうしたはしゃぎである。それは、暗黒舞踏のような見馴れぬ筋肉の蠢きが輪郭を探す如く、鏡の廃墟で、輪郭の行方知れない鏡像がのたうつのである。


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