碧空2185 nautilus736(ゴーストのかかった姦通)
2185 nautilus736(ゴーストのかかった姦通)
癩病の発症の如き盗まれた姦通の発覚は、通り魔に逢うようなまるで身ごもる如き唐突な疾しさに包まれて、不覚ニモ、ヨセフは肩を竦める。贖罪と罪の中間の、その、離脱しては償う良心が漠として疾しいのは、罪が姿を現すために贖罪となって姿を消すからである。
身ごもるマリアは、そうした罪と贖罪が解離しない中間に被曝しているのであるから、マリアの口に現れる硬直や微笑は、身ごもるように罹る業病に面して、ゴーストのかかった姦通に面して、指が岐れてぴらぴらしている不気味に目を瞑った生き物に感染するも同然に無意識にかかるどうしようもなさに肩を竦めるのである。


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