碧空2296 nautilus847(トリスメジスタス、トリストラムジスタス、トリストラム)
2296 nautilus847(トリスメジスタス、トリストラムジスタス、トリストラム)
誰かが鏡に映って誰かであることは、誰もいないあるいは誰でもない中間のmetaphorである。誰もいない部屋を呑み込んだ鏡が魘されているのは、metaphorの気配が漂うのである。
とっくに過ぎ去っているのに今を主張する幽霊船の如く、とっくに誰でもないのに誰かであることを主張するシャンディの夢の鼻がトリストラムに上り詰めて来て、しかも、その夢の鼻は偶然饒舌に姿を変える位置異常を示して姿を現わす。
こうした打ち消しは、運命を打ち消す偶然が運命の暗喩(運命が姿を変える暗喩)であるように、打ち消すまでに追い詰められた深刻なコピー、あるいはmetaphorの究極の形式である。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home