Tuesday, January 30, 2024

碧空3082 nautilus1425(復讐的!)

3082 nautilus1425(復讐的!)  ゴロブニン船長の松前幽閉が解けたその年、ペテルスブルグの都から日本国への贈りものは、一個の時計だった。それは、発条を充たせば、川の如きものが横に流れ、馬首が出て来て水飼う工夫だった。  何か惜しい!  それは、泡がはじける瞬間が静止画像になるまでに拡大されて、「私」が誰でもなくなっていく大航海の片隅が、取り消せない!のである。泡がはじけるまであと0秒の、その0の膨張や、「私」が誰でもなくなるまであと0秒の、その0の膨張は、どんな贖罪や復讐の方式を以てしても埋め合わせられないし、取り消せない!こうした物狂わしさに迫る激情が、復讐的!である。

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