Monday, October 28, 2024

碧空3354 nautilus1697(他の誰かとなって話す)

3354 nautilus1697(他の誰かとなって話す)  ニルスは百年に一度姿を現わす都に、ハンスは百年もの埃が降り積もった屋根裏部屋に分け入る。ハンスはもう一人のハンスを発見する、あるいは奥地!に認識されるのであるが、ニルスが百年に一度姿を現わす都に認識されるということも、もう一人のニルスの発見であるはずだ。  しかし、この発見は屈折している。媒体であることはun-dead 状態であるが、それは、後れて来る「私」の死蔵ではないし、死蔵されてはならない。ニルスは、まるで実在!の気配に迫るために、他の誰かとなって話すのである。あるいは、他の誰かが「私」となって話すのである。

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