碧空3764 nautilus2107(sadisumus の演繹)
3764 nautilus2107(sadisumus の演繹)
「私」の秘密を他の誰かのことにする告解の魔術的転移と、「私」に降りかかる苦や解体が他の誰かのことになるまで責めるsadisumus の魔術的転移とは酷似している。
「私」の秘密が他の誰かのことになって演繹するのと一つに於いて他の誰かの秘密に取り憑かれるように、「私」に降りかかる苦や解体が他の誰かのことになるまで責めて演繹するのと一つに於いて他の誰かの苦や解体に取り憑かれるのである。
「私」も死も不思議極まりない。大杉栄は幼少の頃、猫を虐待しておかしくなる。死がどう忍び込むのか、どのぐらい素早くおかすのか見たかったのだ。夜になって、父親に問い詰められ、隅に追い詰められた「私は」突如面を上げ、口唇を裂いてにゃあ!と叫ぶのである。
この、sadisumus の演繹は、一旦発動すると、いつまでも満たされずにどこからともなく涌き出して来る。


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