Sunday, July 17, 2022

碧空2324 nautilus875(metaphorの起原)

2324 nautilus875(metaphorの起原)  魂を脅かす罪ノectoplasm (場所、後れて来る「私」、目的)の、その負の気配は魂に矛盾しているのではなく、しかし、何か別にあるかの如く漂う罪が一つになるために半分になって迫る気配なのである。  泉鏡花の幽霊の出現は、空気を青い淵に一変させて、しかし薄気味悪く呪うように迫るのではなく、女性の姿をして無意識を満たし、というより種の夢全体が部分の振りをして母性となって姿を現わすために姿を消して優しさに包まれるように、しかも妖しさとなって、祝うように迫る。  その婉曲はまるで、metaphorの起原を尋ねてmetamorphosis に出るのではなく、地下の千年の闇に蔓延って広がる巨大な菌糸体の如く器官を延長した母性に出てしまったというふうだ。  それは、撮影しようも彫刻しようもない千手の霊の気配である。

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