碧空3171 nautilus1514(「私」の言葉を尋ねる)
3171 nautilus1514(「私」の言葉を尋ねる)
「私」の言葉は「私」の死体の如く、他の誰かの言葉となって延長する。他の誰かの言葉を尋ねることは、「私」の言葉を探すのであるが、「私」の言葉に到達するまであと0秒の、その0の膨張に呑まれてしまう。「私」の言葉が譫言のように魘されるように他の誰かの言葉になる不安、「私」の言葉であるはずなのに分厚い壁越しにまるで耳を聾したかのように「私」の言葉に到達しない焦燥である。
つまり、「私」の言葉は「私」の死体の如く、器官のように延長するのである。この、譫言のような魘されるような延長の不安、焦燥の、その気休めが登記であるが、「私」の言葉や「私」の死体がいつの間にか盗まれていて他の誰かの言葉や他の誰かの死体であるまでに瞬間移動するような不安は治らない。


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