碧空3714 nautilus2057(Thomas Aquinasも見た何か)
3714 nautilus2057(Thomas Aquinasも見た何か)
片隅の冒険は、見てはならない極端に私的な人殺しを目撃してしまうが、黙っていられないどころか恐喝してしまう。見てはならない暗黙の禁忌をおかしたのは、この「私」であるから、恐喝は、その秘密を白状することでもある。殺される恐れがあるのに敢えて恐喝するとすれば、それは、禁忌の侵犯を償う憧憬なのである。
他の誰かになるまで器官を延長して他の誰かの器官の延長になる分業の歯車は、どの歯車も全体が部分の振りをした複雑な連鎖である。Oedipus の冒険は、分業のヒエラルキーの圧縮であるような黒子に付き添われた片隅の冒険を波瀾や華々しさを以て代表するに過ぎない。
ナルキッソスのmetamorphosis が、水鏡に見てはならない何かを見てしまったことを償うように、Oedipus が目を潰すのは何も見なかったことにしたいのである。Thomas Aquinasも見た何か、それは伝わっていないが、黒子に付き添われた片隅の冒険となって何か記憶喪失!であるように漏出する。例えば、防毒覆面を装着したモナリザ!
しかし、防毒覆面を外そうとすると、顔面が防毒覆面になっていて外せない!


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