Tuesday, August 11, 2020

碧空1827 nautilus170(Hannibal!/Clarice!)

1827 nautilus170(Hannibal!/Clarice!)  漠として悪い何かに面して、恐れでも怒りでも悔いでもない未知の、というよりは未だ名のない、あるいは名がつく衝撃で別の何かに変わってしまうような、そうした、輪郭の決壊に面して、動顛と狼狽から、沈黙と怒りのClarice (「The Silence of The Lambs」T.Harris)は、転移発作的に正義に罹る。ハンニバル博士が、大きな宙返りをして見せる親鳩に追随して地に激突してしまう子鳩のようであることを憂う、その、Clarice の症状である。  凶悪なHannibalの貴族性とFBI 捜査官Clarice の移民性とは対極的に見えるが、吹き込まれた奇妙な正確さが分岐しているのではなく、名がつくことで別の何かに変わってしまう輪郭の決壊、いやおうもないもの凄い力にとっくに潰されているのに、潰されないように幻肢の如く起き上がって来るのを対極となって思い出そうとしている、あるいは、忘れないように忘れるのである。

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