Wednesday, February 02, 2022

碧空2161 nautilus712(天使の失語状態、マリアの痙攣的告白)

2161 nautilus712(天使の失語状態、マリアの痙攣的告白)  誰もが半個種であることは矛盾に聞こえる。それは、初めから最後の一羽である半個種の天使が、天使の範疇に属して種族化するような矛盾である。  誰もが半個種であることは、しかし種族化ではなく、個と種の中間に吸い込まれるように脱け出せないということである。それは、個と種が解離しない、範疇の失効である。  この範疇の失効は、種に矛盾しない範囲でずれる個の範疇まであと0秒の、個と個の間に出現しては逃れ去る種の範疇まであと0秒の、その0の膨張である。つまり、範疇の失効は、個や種の範疇の唖然とするような失効である。個と種が解離する限りで範疇は機能するが、いきなり機能しなくなる範疇の失効は何も変わっていないかに見えて何かまるで違う失語状態なのである。  最後の一羽である天使は、失語状態のはずである。つまり、受胎告知は、マリアが天使を通して最後の一羽であることを痙攣的に告白するのであるが、同時に、最後の一羽であることの通り魔に逢うような戦慄や失語状態は何カ愚鈍ニ!天使に任せてしまうのである。

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