碧空1910 nautilus661(独裁の本能、献身の本能)
1910 nautilus661(独裁の本能、献身の本能)
政治と分業の危機、その混迷と混乱の渦中で突如浮上する独裁の観念は本能と区別がつかないが、それは、乾燥の危機に四方から集結したアメーバが一体の種の如くのたうって移動する如く、分業を解いて器官の延長であることを取り消したどの個体も全体を代表するのである。従って、それは全体の自乗の殺到であるが、その、一体の種の如くのたうつ殺到は一個体に夢の如く圧縮されて躍り出るような独裁を即興的に演出する。
独裁は、葉隠的な献身の対極である。


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