碧空3435 nautilus1778(ジャンヌとイボンヌ5)
3435 nautilus1778(ジャンヌとイボンヌ5)
贋作のEROSは、認識の危機であるMephistophelesに迫る。本当ではないが嘘ではないエネルギー状態のジャンヌ(イボンヌ)は、贋作のEROSに迫る。
しかし、それは、余りに巧く隠れたので誰も見つけに来ない、まるで孤島に置き去りにされたようで、日が大きく傾いて言葉を失った黄昏のなかへ出て来るのである。そこで親しく名前を呼ばれて振り返ろうものならば、不覚ニモ、他の誰かのことが「私」のことになってしまう。屋根裏部屋でとうとう見つかった「モナリザ」は、本物ではないとは誰も証明できないまでに隠れていたものが顕れる効果に包まれてしまう。
贋作のEROSは、「私」に迫るのである。


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