Monday, July 14, 2025

碧空3613 nautilus1356(「私」を再現する時間の涸渇)

3613 nautilus1356(「私」を再現する時間の涸渇)  社会を一体の生き物にする分業が徐々に限界を縮小して或る個体に収斂、生首の如く置き去りにされた「私」を覆うメランコリーは、他の誰かの器官の延長になるまでに器官を延長して「私」を再現する時間の涸渇である。  例えば、或る部族の言語を話す最後の「私」は生首の如く思考を奪われていて、それは、憑かれていないかのように騙して再現する「私」ではなく、種と個が解離しない中間の、そのレプリカの気配であるはずだ。つまり、この最後の一人の、その「私」は憑かれていて、疑わしい。その絶対の選抜は、他の誰かのことが「私」のことになる既視感やタイム・スリップの衝撃に匹敵する。

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