碧空1561 phantom circuit69(罪や嘘が毒草や生首となって生え出るように祟る)
1561 phantom circuit69(罪や嘘が毒草や生首となって生え出るように祟る)
長靴を穿いた猫の冒険は、予定調和的に食物連鎖の頂点であるはずの魔法使いが長靴を穿いた猫の振りをするのであるし、Oedipus の冒険は、Sphinxが偶然の振りをするのである。
この自食は、いつの間にか、良心が悪の振りをする冒険や、精神が偽となって現われる(すなわち潜伏する)冒険や、無意識が症状となって姿を現わす(と同時に姿を晦ます)冒険に変脱するが、おしなべて、この疾の変脱は、罪や嘘が毒草や生首となって密かに生え出るように祟らないではいないのである。
すなわち「それはアンスル・ボルンという30歳の巡回牧師で、ある日(1887年1月17日)彼は銀行から551ドルの預金をおろし、突然グリーンから失踪、2ヶ月の間行方不明であった。この間彼はA.J.Brownと名乗ってペンシルベニアのノーリスタウンで小さな雑貨店を切りまわし、仕入れ万端を立派にやっていた。しかもこうした仕事はそれまでに一度もやったことがなかった。1887年3月14日、彼は突然覚醒して家に戻ったが、その間のことは完全に忘れていた」というように。


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