碧空1861 nautilus303(幽霊船の如きものの臨在)
1861 nautilus303(幽霊船の如きものの臨在)
細部に聖なるものが出現した戴冠式の日の、世俗に顕れた威儀の危機は、ゲーテを知らぬ間に巻き込んでいた事件が指を鳴らすような合図となって、自然に顕れた崇高の危機に変脱するが、この危機は、「私」に顕れた遠方が憧憬に包まれて輪郭喪失が光り出すように、光り出す。
この三つの危機は、今を主張しているがとっくに終わっている幽霊船の如きものの臨在の、位格に応じた変脱であるが、そうした世界の輪郭喪失を、ゲーテの、全体にも細部にもならないような素描は償うようにコピーする。


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