碧空1213 MOON WALK131(Daidalosの二重の潜伏)
1213 MOON WALK131(Daidalosの二重の潜伏)
Dedalus が事実性を鎧うためにDaidalosは二重に潜伏する。すなわち、Dedalus がDaidalosを映し出す、と同時に場所となったDaidalosがDedalus を現し出す、というように潜伏する。
こうしたDedalus が個を超え出る、その最終状態としてのDaidalosは種のようなもので、出現しては逃れ去る。事実性は予定調和的なのである。
時間は場所に影のように平行する。種も個に影のように平行する。これを、場所/時間、個/種と表示することにして、b/aは比例ではなく、bがaを映し出し、aはbの場所となって潜伏してbを現し出し、aとbが解離することを表す。bは直しさ、寿命、程度、「私」を、この世を、すなわち予定調和的な事実性を鎧う。a(影)とb(現実)の値は変わるが、それは、現実や影に階級があるということではない。守護するとも脅かすともつかぬ気配が現実を囲むが、現実が物ならば場所、場所ならば意味、意味ならばしるし、しるしならば物というように、現実の最終状態(影)には四つの次元が、その次元に応じた場所(影)には三つの値がある。物、場所だけでなく、意味やしるしが実体の如く迫るのは、aとbが解離した擬態のためではなく、解離しない(擬態の気配が消せない)からである。


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