Thursday, October 18, 2018

碧空1355 MOON WALK273(遍在する窃視、世界の片隅)

1355 MOON WALK273(遍在する窃視、世界の片隅)  問と解との関係を、遍在する窃視と(その解としての)世界の片隅との関係は映し出し、その関係を、言葉や貨幣とその値との関係は具体の次元で反復している。この、具体としての解、世界の片隅、値が、解としての媒体である。言葉や貨幣が媒体であるのは、問としてである。  日常は具体として(あるいは個として)同じ場所同じ「私」、世界の片隅に出ようとし、運命や夢は形式として(あるいは種として)他の誰かの場所他の誰かの「私」、遍在する窃視に出ようとする。  劇中劇は、夢中夢と同じようにZenon 的で、中間性を以て、運命や夢と日常の間の(種と個の間の)底知れぬ断絶を媒介する。それは、打ち寄せる敷浪の如く、世界の片隅は本当の持ち主の接近に光り出すのに「私」を探しているようではない、というような嫉妬発作なのである。

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