碧空1409 MOON WALK327(消滅の暗喩)
1409 MOON WALK327(消滅の暗喩)
この世も、陰謀や運命のように「私」というものを脅かして迫る。
魂が尽きても、この世は残る。これは、解としての魂が消えても、問として潜伏していたこの世が解としてのこの世になるのである。それは別の次元に転生して、体が滅びても魂は残る、記憶が消えても真実は消えない、などと姿を変える。魂や真実が消えないのは、体や記憶を孤独な現実にするために潜伏している問としての不易な魂や真実が、解として厳然この世のものになるのである。
宇宙が消滅しても宇宙「の」消滅は消えない。この過冷却状態の現在が(剥き出しになって)後れて来る主体を脅かして迫る。宇宙は消滅の暗喩なのである。


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