Friday, March 29, 2019

碧空1461 MOON WALK379(旅愁は突如、眩羞に被曝する)

1461 MOON WALK379(旅愁は突如、眩羞に被曝する)  ニルスのように、見えるはずのない景色が見えてしまう小人(翅の生えた一寸法師)は、証言されているような罰なのではなく責めとしての萎縮の冒険が、世界の終わりを百年引き伸ばして(しかし)鳥瞰的に広がった現在を孕んだ蕾の、見えないはずなのに何処までも見られてしまう羞恥と擬似半陰陽の冒険なのである。  俗に穴があったら入りたいというようにみるみる縮んで、場所になって潜伏する練習として、萎縮の冒険は空腹の旅を身ごもっているだけでなく、旅愁は突如、二時間もつづいて炎天下でアフリカ大平原を横ぎった後、土人は静かにタアル語で言った、「長い間、お尋ねしようと思っていたのです。あなたが独りでこのような草原におられ、そして太陽がかように草むらの上を照らすとき、何ものかが話すように思われたことはありませんか。私が言うのは耳で聞こえるものではなしに、あなたが小さく非常に小さく、他の方が非常に大きくなるように思われるものです。」というように眩羞に被曝してしまう。

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