碧空1683 nautilus26(疼く不随意筋の仕業)
1683 nautilus26(疼く不随意筋の仕業)
Panic も同然の白黒の混合種Christmas が、Christmas のためにChristmas の場所となって祈る女の(というのも、Panic も同然に白が白を追い越して黒になる、というのではないが黒と交わる限りで白い女になれる雌の症状は、Christmas の到来を深々と嗅ぐように予期していたからであるが)そうした、Christmas が実在するように呪う女の、その首を切断する。それは、Christmas の、黒が白となって祟ると同時に白が黒となって祟る二重性の、その不随意の表現である放浪と識別不能が解消するかも知れない、とでもいうかのように分割するのであるが、この、Christmas の、Christmas が何度ものぞきに戻らないではいない「壁に写る影」の切断は、あるいは自ら自らを追い越してのぞき穴に映し出した存在の切断は、まるで疼く不随意筋の仕業じみている。(「Light in August」W.Faulkner)
それは、陰唇に上り詰めて来ている疼きが更に口唇まで上り詰めていって発作的にしゃべりまくる転位の如く、しかし他の誰かの身体に転位してしまう不随意の表出である。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home