Monday, December 07, 2020

碧空1845 nautilus287(おそろしい覚醒)

1845 nautilus287(おそろしい覚醒)  後れて来る「私」の衰弱、のぞき穴の主体である「私」が溶け去って(解離しないで)のぞき穴の遠近法が崩壊しても変わらない、というより、まるで何モ変ワラナイかのように敷浪打ち寄せる久方の夜見ヶ浜、美保ノ関、外海・・・  ・・・は久方に通じているのではなく、久方から打ち寄せるのでもなく、過冷却状態の現在が一気に(凍結する如く)世界の終わりまで過ぎ去る異常接近である。  ・・・は涅槃などではなく、OLD NICKの魔笛(Magic Flute )に被曝して「暗夜行路」に連れ戻される。頭越しにひそひそ飛び交う話し声がしていて俄然謙作は、というより俄然「私」が覚醒するが、「私」がどうして「私」ではないなどと思うものか。

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