Wednesday, December 29, 2021

碧空2126 nautilus677(償うようなコピー、償うような反転)

2126 nautilus677(償うようなコピー、償うような反転)  何か精通しているのに初めて発見するかのように導かれている、その、発見の愉快は、鬱勃と責めるように上り詰めて来る形式ノ力を償うようにコピーして、同毒療法的に、何か爽快な、自由じみた躁状態に反転するのである。  形式ノ力を償うようにコピーした顔が千変万化であるような躁状態であるが、その顔は乗っ取られている。しかし、この世の顔を乗っ取ることは、形式ノ力を鏡のように映し出すはずのこの世の顔が、映し出される鏡像に反転するようにこの世は鏡の如くなのである。  この、この世の顔に、この、鏡の如く潜伏するこの世を償うようにコピーして形式ノ力を与える技術は、この世の顔を乗っ取っている形式ノ力を剔出する手術である。千変万化の、この世の顔をして伝染する病原菌を取り出して見せるのである。  しかし、この、内臓あるいは魂でも取り出すように剔出した形式は、形式であるはずなのに後れて来る「私」の如く償うように具体に反転して、この世の顔の如く千変万化なのである。

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