碧空2335 nautilus886(これがパリなのか!)
2335 nautilus886(これがパリなのか!)
パリ、1716年。この都には900 もの街路があって、旧市内(シテ)と称される地域に53、
屠殺場の聖ジェイムズ地区に55、
聖オポルテュン地区に34、
ルーヴルの地区に25、
王宮あるいは聖オノリウス地区に49、
モン・マルティル地区に41、
聖ユースタス地区に29、
中央市場地区に27、
聖デニ地区に55、
聖マルタン地区に54、
聖ポールあるいは石切場地区に27、
グレーヴ広場、38、
聖アヴォアあるいはガラス工場地区に19、
沼地あるいは聖堂地区に52、
聖アントニー地区に68、
モーベール広場に81、
聖ベネ地区に60、
聖アンドルーズ・ド・アルク地区に51、
ルクサンブール地域に62、
そして聖ジェルマン地域に55、
さらには付随する門とか橋とか広場とか彫像、町の教会堂、聖ロッシ教会も聖シュルピース教会も、さらには四つの王宮、王宮内の彫像、絵画、壷、
これがパリなのか、これは本当にパリなのか、といった目眩は、ウォーホルの個々のコカコーラとコカコーラの間に種としてのコカコーラが蜃気楼の如く出現する如く、全体が部分の振りをする如く、パリは全部の自乗となって殺到する。地下の呼び声が浮上して、個々の風物自体が意味であって、遠近法に包まれて意味を問う停滞ではない。
これがパリなのか!は遠近法に包まれて個と種を同じと見なすcategoryがはたらく問ではなく、地下の声が場所となって潜まない位置異常(ectopia )を分節しようと藻掻くのである。あの、これは本当にワーテルローの戦いなのか!と叫ぶが声にならない位置異常を。


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