碧空1925 nautilus676(説得なのか、魅惑なのか)
1925 nautilus676(説得なのか、魅惑なのか)
敷浪打ち寄せる浜辺に出ると、魚が上がって来るので投げ返してやる。するとまた魚が上がって来る。息を深めて、もう一度投げ返してやる。息を深めて、また上がって来る。一体同じ魚なのだろうか。
こうして、一体の種が波動して「私」を危機に陥れる。大気は悠久になって、嘘じみた敷浪は、無量は、虚無の出現の如く、隠れなさなのである。
時間の究極の拡大に面して敷波が干上がらないように一体の種の如く身を震わせる疾走は、偽も同然の一体の種の良心が拡張するかのように息を深める。この、息を深めることは、一体説得なのか、魅惑なのか。


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