Saturday, May 29, 2021

碧空1914 nautilus455(思いもかけない腹話術)

1914 nautilus455(思いもかけない腹話術)  制御不能にEchoする最後の言葉は、空疎な偶然のコピーなのではなく、誰にも分からない解の試み、意味の冒険である。この意味を試みる最後の言葉(解)は、写真が被写体の形式に反転、変脱するように、いつの間にか問に反転、変脱する。  「ロッテは何処にいるのか」それは、読者諸君となって分業した思考がヴェルテルを通してEchoした最後の言葉(「ヴェルテル」の意味)であるが、この思いもかけない腹話術は、記憶喪失して失踪していたヴェルテルの覚醒、ずたずたになって行方知れずになっていた思考がプラナリアの再生する如く届くのである。

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