碧空2284 nautilus835(呪いにつきまとわれる如く)
2284 nautilus835(呪いにつきまとわれる如く)
果てしもない呪いにつきまとわれる如くである。「地獄におくりたまえ。――家にありとも厩にありとも、庭にありとも野にありとも、街道にありとも小徑にありとも、森の中、水の中、教会の内、いずくにありとも、――生きてありとも死に瀕してありとも、この者を呪いたまえ。「食らうにも飲むにも、飢えたるにも渇きたるにも、断食したるにも眠りたるにも熟睡したるにも、歩みたるにも立ちたるにも、坐したるにも横臥したるにも、働きたるにも休息したるにも、行尿にも送屎にも放血にも、すべてこの者を呪いたまえ。「肉体のありとあらゆる機能ごとに、体の内外を問わず――頭髪においても脳髄においても頭蓋の頂点においても、こめかみも、額も、耳も、眉も、頬も、顎骨も、鼻孔も、門歯も臼歯も、唇も、咽喉も、肩も、手首も、腕も、手も、指も、口も、胸も、心臓も、胃の腑に至るまでも、腎臓も鼠蹊部も、大腿部も生殖器も、臀部も、膝も、脚部も、足も、足の指の爪も、四肢のすべての接合点あるいは関節も呪いたまえ。この者の頭の頂より足の裏に至るまで、神々しく呪いたまえ。」(「The Life and Opinions of Tristram Shandy,Gentleman」L.Sterne)
呪われた諸部位は、呪われた諸部位が出す何か別にあるかの如く漂うectoplasm を、あるいは諸部位それ自体が後れて辿るとでもいうような状態と位置の中間を告白するために黙り込むmetaphor、というよりmetamorphosis である。


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