Monday, July 31, 2017

碧空1060 跳躍と連続性の間4

1060 跳躍と連続性の間4  出雲八重垣が妻籠みのために(配偶が揮発しないように)跳躍と連続性の間が解離しても、それは擬似脱皮に過ぎないから、繰り返し祟るように、山幸彦にも見てはならない禁止が突きつけられて八岐大蛇は海底の魚族になって催眠術にかかったように接近、経過するが、それがおぞましい正体を現わして質料化するのは禁止を破ったからではなく、脱け出せない擬似過去だからこそまるで冤罪になるかのように知り過ぎている山幸彦に、ヒドラじみた群体の気配が消えない特異点が迫るのである。  神話的、ホメロス的なものも、こうして特異点に迫ろうとするか、いきなり特異点が迫るかである。その肉薄のどこかで、擬似過去は、知り過ぎているために義務となって経過することになる。  こうして、雌雄異体の気配の八雲叢雲立つ焦燥は、義務と区別がつかない。

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